マレーシアは、マレー半島の大部分を占める経済成長が著しい国です。第二次世界大戦の最中では、日本が数年間統治していたこともあります。さて、先週にマレーシアへ行ってきた際に、時間をみてマレーシアのスーパーマーケットに行ってきました。マレーシアの民族構成は、イスラム教徒のマレー系住民が過半数を占めていますが、マレー系以外にも中華系が20%強、インド系が10%弱います。よって、素食(ベジタリアン)に対する配慮がなされた商品があるのではないか、と期待して、スーパーを物色していると、こちらを発見しました。

マレーシアの素食事情

どちらもカレーを作るための、カレーパウダー、カレーソースです。パッケージに素食であることを示す「素」というマークが入っています。何故カレーで素食なのかを考えてみたところ、「インド系」の存在を思い出しました。マレーシアにいるインド系人口は10%弱ですが、インド人のベジタリアンが多いのと同じで、インド系住民のベジタリアン率は高いです(ちなみに、インドはアジアでベジタリアンの割合が高い国です)。よって、ベジタリアンが多くいるインド系を配慮した商品を出しているのだと思われます。

面白いのは、パッケージに英語でVegetarianと書くだけではなく、漢字で「素」と書いてロゴマークが入っているところです。これから考えると、インド系だけではなく、人口の20%強を占めるマレーシアの中華系住民にも、一定割合ベジタリアンがいるのかもしれません。

日本ではベジタリアン向け商品を、普通のスーパーで見つけることは難しいです(たとえば、日本でベジタリアン向けのカレールー、カレーペーストなどを普通のスーパーで入手するのはまず無理でしょう)。日本と比較すると、マレーシアではベジタリアンはより広範にいて、ベジタリアン向けの商品が入手しやすい環境だと感じました。日本でも素食(ベジタリアン食)がより簡単に判別、入手できる世の中になるべく、我々も頑張って活動を続けてまいります。